介護職ならではの悩み
木曜日, 4月 21st, 2016介護で働く人が訴える症状に腰痛があります。この仕事で相手をするのはすべて人になります。それも、ある程度の年齢となった高齢者が多いため、歩行する際の補助を行ったり、身体を持ち上げたりなど、力仕事になる場面に多く遭遇します。特に、体を持ち上げる際はどうしても腰に負担が掛かってしまうため、腰痛を感じる状況になるのは珍しいことではありません。
腰痛にならないため、腰への負担を避けるためには、適切な方法や姿勢での介護を徹底すること、腰への負担を避けるためにサポーターを身に付けるなどの方法が有効です。適切な方法や姿勢での介護は、経験を積むことで意識しなくても可能となります。サポーターについては、経験に関係なく誰でも簡単に始められる対策です。ドラッグストアや通販などには様々なサポーターが販売されているため、選んで購入することができます。
また、腰痛以外には排泄物の処理で苦労する可能性があります。介護職の仕事の一つに、オムツの交換があります。オムツを定期的に交換しなければ、不衛生な状態になってしまいます。自分の尿や便のにおいは慣れていますが、他人の尿は便には慣れていないため、強烈な臭いと感じてしまう場合があります。排泄物の臭いやオムツの交換は慣れることで対処可能ですが、慣れるには個人差があります。人によってはいつまでたっても慣れることができないケースも珍しくないので、無理をしないことが大切です。